では、ここでは格安航空会社のチケットの価格について解説します。価格決定のシステム基本的に、 早く買えば安い 直前に買えば高い というシンプルなシステムです。 つまり、残座席数に応じて価格が変動するわけです。 グラフにするとこんな感じです。 果たしてこんな適当なグラフを載せる意味があるのか分かりませんが。。。 ヒマな旅行者は、早めに予約するので安くチケットを手に入れることが出来る反面、予定が寸前まで分からない旅行者やビジネスマンなどはギリギリになって予約するので、高めのチケットを手に入れることになります。こうして、全体として収支が保たれます。 よって、安くチケットを手に入れるためには、基本的には 「早めに予約する」 これが一番です。 チケットは半年以上前から発売されてますので、旅程が決まり次第さっさと予約してしまいましょう。 注意点しかし、このシステムには罠もあります。 それは、「デメリット」のページにも書いたとおり、 「予約のキャンセルは基本的にできない」 「変更できる場合でも、手数料がかかる」 という点です。 このシステムに釣られて、旅行の予定もロクに立てないまま、焦ってチケットだけ取ってしまったら、予定に変更が生じた際にとても困ったことになります。このあたりは、チケットの値段の上がり具合を見つつ、頃合を見計らって妥協された方がよいと思います。 焦りは禁物です。 結論としては・安いチケットを手に入れたいなら、できるだけお早めに ・いくら格安航空会社でも、出発直前になればバカ高くなる ・ただし、キャンセルはできないので、予約はくれぐれも慎重に なお、たまに「随分前に買ったのに、直前になったら突然安くなって損しましたよ!」とクレームを付けてくる人がいますが、そりゃそういうこともあるでしょう。ただ、一般論として早めに買った方が安く上がるのは紛れも無い事実です。 そんなことより、通常、航空券を一度を買ったら、その後同じチケットの値段なんてチェックしませんが、そういう人は自分が買った後もこまめにチェックしてるんでしょうか?もう買ってしまったのに、何のためにチェックしているのか凄く気になります。 片道運賃格安航空会社は、全て「片道運賃」が基本となっています。 往復でチケットを買うことが出来ますが、ただ単に「片道を2枚買う」と扱われるだけのことで、往復割引などはありません。 ただ、格安航空会社の多くは、1回の決済につき一定の「クレジットカード手数料」を取る場合が多いので、その場合、一度に往復のチケットを取ってしまった方がコストが少し安く上がります。また、複数人での旅行の場合も同様で、1人がまとめて取った方が全体としてのコストは安くなります。 バーゲン運賃格安航空会社では、時々「バーゲンセール」が行われます。 これは、文字通り、期間限定で運賃がバカみたいに安くなるのです。前述の通り片道100円とか1,000円なんてことも珍しくありません。もちろん、こういった「バーゲン運賃」には税金や空港使用料、各種手数料等が含まれていないので、それらを足すと2,000円〜5,000円になってしまうのですが、それでも圧倒的に安いことに変わりはありません。 さらに、最大手ライアンエアのバーゲンセールには、もう言葉を失います。 ライアンエアのセールは何がすごいかって、何と運賃が 無料 になるんです。 はぁ!? と思われた方は、下の画像をご覧下さい。 無料キャンペーン中の、ライアンエアのウェブサイトです。 何というか、23世紀のお笑いですね。 ロンドンからグラスゴー、ブリュッセル、フランクフルト、バルセロナ、ミラノ、ローマ、ストックホルム、オスロ、ヴェネツィアが全てタダって意味が分からないです。 2002年秋に、この「無料運賃セール」が初めて行われた時には、それはそれは物凄いセンセーションを巻き起こしたのですが、現在では頻繁に行われ、もう珍しくも何ともないイベントになってしまいました。 この他、いくつかの格安航空会社で、このような期間限定バーゲンセールが行われています。旅行出発日までまだ余裕があるなら、こういうセール期間を狙ってみるのもまた一興でしょう。 こういったバーゲンセールは、サイト上では突然始まるのですが、各エアのe-mail letterを配信登録(subscribe)しておけば、前もってメールで知らせてくれます。配信は、もちろんどのエアでもタダなので、興味があるのなら登録しておかれることをお勧めします。 |
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