4.搭乗当日

何かと忙しい搭乗当日です。

チェックインカウンターに向かう
いつも通り空港に行き、チェックインカウンターを探します。
ただ、格安航空会社は開いてるカウンターの数が少なく、見たこと無いくらい混んでることも多いので、少し早めに(出発の2時間前〜1時間半前)にはカウンターに着いておくことをお勧めします。

どう見ても100人以上並んでいるeasyjetのチェックインカウンター


また、会社によって「出発の××分前までに搭乗手続きをすること」と決められていますが、通常、その時間を過ぎると一切手続きをしてもらえなくなります。大手なら多少ギリギリでも融通を利かせてもらえるところですが、格安航空会社は容赦ありません。
必ず遅れないよう、余裕を持って着くようにして下さい!

VISA CHECK(ライアンエアのみ)
ライアンエアに乗る際は、チェックインカウンターで「VISA CHECK」をやってもらうのを忘れないようにしましょう。(詳しくは「ライアンエア」のページ参照)

搭乗手続き
カウンターで自分の番が回ってきたら、「パスポート」「予約確認メールをプリントアウトした紙」を合わせて出してください。ほとんどの場合、これと荷物の預け入れ手続きだけでチェックインが終了します。

なお、普通の航空会社と同様、空港の諸税(利用税・出国税など)は購入した航空券の中に全て含まれていますので、当日支払う必要はありません。

搭乗前
機内では飲み物、食べ物が有料なので、必要であれば搭乗前に買っておきましょう。

搭乗の30分くらい前までは誰も並んでないのですが、みんなタイミングを見計らっていますので、誰か1人が並び始めると一斉に行列が出来始めます。そのタイミングを逃すと、あっという間に列の後ろになり、イス取りゲームに負けてしまいます。
そのタイミングを逃さないように、何気なく搭乗ゲートのそばに陣取っておくことをお勧めします。

ライアンエアでは、この看板の下に列が出来ます。優先搭乗券(Priority Pass)を購入していない場合は、右側に並びます。


ただ、早い目に並んでも、飛行機までバス移動だった場合は順番なんてあまり関係無くなりますので、それほど意味が無いこともあるのですが。。。

まぁ何にせよ、基本的に早めに並んだ方が無難です。

搭乗時間
多くの格安航空会社は、例えチェックイン済みの客が搭乗口に来なくても、何とアナウンスもせず乗客を残してさっさと飛び立ってしまいます。(ですので、格安航空会社が多く就航している空港は、空港内が異様に静寂です。)

もし乗り遅れた場合は当然払い戻し不可で、もう一回チケットを買ってチェックイン作業からやり直すことになります。ついでにEUからの出国手続きなんてしてしまってたら、さらに面倒なことになります。よって、乗り遅れないように十分気をつけましょう。

easyjetの搭乗券に書かれた
「30分前に搭乗口に来てね、もしあなたが遅れても私たちは待たないから!」
という力強いメッセージ



搭乗開始
指定席の航空会社では、通常通り搭乗すればOKです。
自由席の場合は、搭乗の順番はおよそこんな感じになります。

1.身体障害者、小さな子供連れの家族

2."Speedy Boading Pass"の所持者、オンラインでチェックインした人

3.一般の乗客


8割以上の乗客は3になりますので、この中でいかに早く並ぶかが勝負の決め手になります。
空港の搭乗ゲートから直接搭乗ではない場合、すなわち歩いてタラップを登って搭乗する場合は、多くの場合時間節約のため機体前方と後方の2つの搭乗口が用意されています。一般的に、前方の搭乗口は、先に搭乗した子供連れや老人の方々で詰まっていることが多いですので、基本的には後方の搭乗口をお勧めします。

搭乗
自分で歩いてタラップを登って搭乗する場合、機体の入口で再度搭乗券(ボーディングパス)を提示せねばならないことがあります。どのような場合でも、席に着くまでは搭乗券を手元に用意しておくようにしましょう。

機内に入ったら、自由席の場合は席の取り合いが始まってますので、さっさと席を見つけて座ってしまいましょう。また、同時に荷物も素早く頭上の荷物入れに置いてしまいましょう。



機内
機内では、軽食・飲み物の販売、免税品の販売などが行われます。基本的に何もサービスはありませんので、黙って到着を待ちましょう。
ちなみに、エア・ベルリンなど一部の会社では、大手の会社と同じく飲み物やスナックが無料で配られます。こんなことでちょっと幸せになれる自分がイヤになってきます。

到着
到着すると、そのまま解散です。
大手航空会社のように、乗り継ぎを案内する係員が立っているはずもないので、乗り継がねばならない場合は自力で何とかしましょう。

なお、同じ航空会社のフライトに乗り継ぐ場合でも、ブリュッセル航空、ジャーマンウィングスなどの例外を除き、通常は一度到着ゲートの外まで出なければなりません。そして、再びチェックイン作業からリスタートです。別の航空会社に乗り継ぐ場合も同様です。

市内へ
到着したのがいわゆる「普通の空港」なら、普通に移動してください。
一方、「フランクフルト・ハーン」や「ジローナ」など郊外の空港だった場合は、その便の到着にあわせて、必ず近くの町までの直行バスが出ています。チケットは空港内に売り場があります。
これを逃すとかなり痛いので、空港でモタモタせずさっさと移動してしまいましょう。




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